感染拡大防止のため各チーム・クラスの監督および主将のみが集合し、新荒川大橋野球場少年A面グラウンドにて十分に距離をとった上でセレモニーが行われました。
セレモニーの選手宣誓は、王子ドルフィンズ 高学年の竹内暖人主将が務めました。
(選手宣誓の動画はこちらです。)
竹内主将は、新型コロナウイルスの影響下、支えてくださるすべての方のサポートで大会が開催されることに感謝し、正々堂々戦うことを力強く宣言いたしました。
宣誓の全文は以下の通りです。
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宣誓。僕たち選手一同は、コロナウイルスの影響で長い間野球ができておりませんでしたが、連盟の皆さん、監督やコーチ、お父さん、お母さんのサポートにより、この大会が開催されることに、心から感謝します。チームの仲間と野球ができる喜びを胸に今持っている力を発揮できるよう、最後まで諦めず、正々堂々と全力で戦うことを誓います。令和2年6月21日選手代表 王子ドルフィンズ主将 竹内暖人
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医療従事者の皆様への感謝の言葉は、神谷ライオンズの須藤勇真主将が務めました。
(感謝の言葉の動画はこちらです。)
須藤主将は、新型コロナウイルスの対応で困難な状況にも関わらず、昼夜問わず努力していただいた医療従事者・医療機関の方々のおかげで大会が開けるまで回復しつつあることに感謝し、その感謝の気持ちを精一杯込めて、選手を代表し拍手をを送りました。
感謝の言葉の全文は以下の通りです。
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現在、新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮っております。
緊急事態宣言の発令、それは僕たち子どもはもちろん、周りの大人達さえ経験したことのない未知の世界でした。
学校が休校になり、あらゆる活動が制限される中で、医療従事者の方々は毎日不安を募らせながら職場に向かい、今もウイルスと戦い続けています。
中にはそのような人たちを、差別や偏見の目で見る人たちもいるので、精神面でのストレスは計り知れないものです。
ですが、医療従事者の方々のおかげで今このように大会が開けるまで回復しつつあります。
第二波、第三波も予想されるので、まだ完全に安心はできませんが、今まで積み上げてきた野球ができる喜びと感謝の気持ちを胸に、精一杯のプレーをしたいと思います。
僕たちは、医療従事者への感謝の気持ちを精一杯込めて、今拍手を贈りたいと思います。令和2年6月21日選手代表 神谷ライオンズ主将 須藤勇真
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感謝の言葉の後、医療従事者の方々への感謝の気持ちの意を示す拍手を参加者全員で送りました。
そして、医療従事者への感謝のセレモニーに北区医師会会長 増田幹生様がご出席くださり、お言葉を頂戴いたしました。
今回の状況はハリウッド映画のような100年に1回の疫病であり2~3年は続いていくもので、医療従事者にとっても恐怖のあまり逃げ出したくなるような環境であるということ。
そんな中、それぞれ個人の感情によって、見て見ぬふりをしたり逃げ出したくなったりするが、それでは何も解決はしない。努力が実らなかったり、今回のことのように理不尽にチャンスを奪われることもある。努力を続けることにより実らなかったことも、いつか必ずもっともっと大切な何かを得ることができる。
医療現場(医者、看護師、事務の方、患者の皆さん)もチームであり、みんなで力を合わせていくことによっていい結果となる。みんなで力を合わせて、何かを成しえることはタフな心とチームで協力することを身につけることができる非常にいいチャンスであること。
など、選手たちの環境と医療現場での共通点を交えて、わかりやすく現在の状況をお話ししてくださいました。
結びに「我々医療従事者にとって、皆様は味方であり同じチームメートです。世界でいろいろ大変なことはありますし、多くの犠牲を払うかもしれません。それでも、みんなで力をあわせて 世界全体を一つのチームとしてこの難局を乗りきっていければ、必ず明るい未来がきます。一緒に頑張って、10年後といわず、50年後を見据えてみんなでがんばっていきましょう。」とおっしゃっていただき、皆さんのたくさんの拍手に感謝してくださいました。
北区少年野球選手権春季大会を開幕するに当たり、感染者を出さないようチーム関係者、選手、保護者、審判、役員一同でガイドラインを遵守し、誰しもが安心と安全を感じてもらえる大会を運営してまいります。
皆様のご協力を引き続きよろしくお願いいたします。
以上